プラチナとチタンの金属アレルギー対応

62.【slender titanとdarts細身のデザインの違い 】

slendertitanとdartsを細くカスタマイズしたリングです。正面のパーツのつき方をみてください。はめこんであり、平らなのがslender,少し出っ張りがあるのがdarts細身です。 * 中央パーツはチタン、外側がシルバー、内側チタン(チタン部分の色はノーマル、ブルー、紫にカスタマイズ可能) (例:中央パーツ:シルバーも可) チタンの酸化被膜表質はプラチナと同等の化学的に貴な状態の安定を保っており、金属アレルギー反応を起こさない不動態で覆われている点で結婚指輪の材質としてはプラチナと同等の電位を持つ金属です。異なる金属を接触させると起こるとされている異種金属腐食はイオンの移動が必須なので導電性の液体が必要です。 海水中や土壌中や結露で湿潤する可能性が無ければ、指輪をする乾いた環境において異種金属腐食の心配はありません。

チタンはイオン化傾向が高く、プラチナはイオン化傾向が低く電位差があると思われがちですが、乾いた通常の環境には酸素があり、チタン表質はTiO2酸化チタンの不動態被膜が覆っています。よって、プラチナに極めて近い電位となります。電位差がほとんど無い状態であればガルバニー腐食、電気腐蝕といったことは起きません。

 [slender3]プラチナとチタンのコンビ